活動報告2009

●エコプロダクツ2009(12/10~12)
ecopro2009
日本最大級の環境展示会であるエコプロダクツ2009にて、ブース出展を行いました。エコプロダクツ2009全体の来場者数は3日間で18万人を超え、CCCのブースにも学生をはじめ、大学関係者、コンサル、メーカー等、毎日数百人の方に足を運んでいただき、話を聞いていただきました。また、2日目の11日(金)には、「大学の環境対策推進シンポジウム」にて、CCCから福島と林の二人がパネリストとして登壇しました。

ここでは、CCCの行った「エコ大学ランキング」の成果を軸に、一位の岩手大学やフェリス女学院大学などの教職員の方々と一緒に、これからの大学・教育機関経営の方針や「よりよい大学」を作り上げるヒントを探っていきました。
また、参加者からは「学生の生の声を聞けて良かった。」「学生が主体的になって素晴らしい活動を行っていることを知り、驚いた」等のご意見をいただきました。

今回、エコプロダクツに参加したことで、学生や教職員、企業の方々との新たなつながりが生まれると同時に、今後のCCCの活動に期待が寄せられていることがわかりました。

【エコプロダクツ2009】主催:(社)産業環境管理協会、日本経済新聞社日程:2009年12月10日(木)~12日(土)

会場:東京ビッグサイト

●エコ大学ランキング表彰式(09/15)
9月15日にエコ大学ランキングの表彰式を行いました。
このランキングは、5月から7月にかけて全国の大学の環境対策の担当者にアンケートを送り、項目ごとに125点満点で採点したものです。調査内容は「二酸化炭素排出・エネルギー使用量」(40点)、「実施している地球温暖化対策」(40点)、「学生への教育・啓発活動」(30点)、「大学独自の取組」(15点)の大きく分けて4つです。
結果は以下の通りでした。
・国公立大学
1位 岩手大学(岩手県) 107点
2位 九州工業大学(福岡県) 98点
3位 山形大学(山形県) 96点
・私立大学
1位 フェリス女学院大学(神奈川県) 87 点
2位 郡山女子大学、短期大学部(福島県) 82 点
3位 成蹊大学(東京都) 80 点
表彰式には、国公立大学1位の岩手大学と私立大学1位のフェリス女学院大学の代表の方にお越しいただき、表彰状を授与しました。
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左からフェリス女学院大学 秋山信義事務部長、エコキャンパス研究会 中沢有紗さん(学生)
岩手大学 環境マネジメント学生委員会 高橋幸委員長(学生)、大塚尚寛副学長(環境・情報統括管理担当)
ランキングの詳細はエコ大学ランキングをご覧ください。
●問題解決型勉強会(08/28)
温暖化対策に取り組むサークルの問題解決型勉強会
~ マイクロ風車の導入とグリーン電力証書の利活用 ~
日時:8月28日(金)14:00~17:00
場所:EPO会議室
「温暖化対策に取り組むサークルの問題解決型勉強会」を8月28日(金)14:00~17:00にEPO会議室にて行いました。CCC実行委員会の小川からCCCについての紹介や現状の説明を行った後、LRQAジャパン 飯尾 隆弘様に温暖化対策に取り組むための「プロジェクトマネジメント」についてお話をいただきました。
そして、桜美林大学の学生からグリーン電力証書を利活用するために取り組んでいる現状について説明をしてもらい、それを受けてCCC実行委員会の林からグリーン電力証書の利活用方法の展望・可能性について提案を行いました。

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LRQAジャパン飯尾様によるプレゼンの様子
前半の飯尾様のお話は、学生がどのように成果が出るように活動を行っていく上で、重要な指摘や示唆をたくさん与えていただきました。
また、後半のディスカッション部分では、グリーン電力証書の利活用に向けて参加者全員で積極的な議論が出来たと考えています。
CCC実行委員会では、継続的に桜美林大学の学生たちと協力して、キャンパス内での温暖化対策のモデルを作っていきます。
温暖化対策を行いたいが、どのように行えばいいのか分からないという学生や一緒に温暖化対策に関わっていきたいという学生は、ぜひ一度私たちに声を掛けてください。

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CCC実行委員会 林のプレゼンを受けて参加者同士で議論を行いました
●全体ミーティング(06/28)
第4回CCC全体ミーティング
日時:6月28日(日)13:00~16:00
場所:東京ウィメンズプラザ第2会議室B
第4回CCC全体ミーティングは6月28日(日)1300~1600に東京ウィメンズプラザにて行いました。CCC実行委員会の小川からCCCについての紹介や現状の説明を行った後、情報共有を行いました。参加者は6大学17名でした。

・各大学の取り組み・これからのイベント等の情報共有
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで行われているレジ袋削減プロジェクトにおいてレジ袋1枚当たり10円の預かり金の使い道として「グリーン電力証書」の導入に用いられている事例の紹介や、この夏オーストラリア・インドなどで行われるPower Shift、今年の12月のCOP15に向けて、青年として全世界で10月24日にキャンペーンを行う350.org、グローバルフェスタ、全国ギャザリングなどのイベントの紹介を行いました。
大学の取り組みに関しては、どのような経緯で「グリーン電力証書」導入に至ったのかや学生に行ったアンケート結果等に関して意見交換が行われました。
・学生向けの教育・普及ツールを考えよう
続いて、学生向けの教育・普及ツールをグループワーク形式で考えました。
教育・普及ツールは、対策実施にあたって大学と学生の関係を円滑にするためのものであり、CCCの教育ツールは学生目線から一般学生に働きかけるツールがいいのではないかと考えました。誰でもどこでもできる「草の根」ツールを目指して話し合いました。(1)小冊子
-ニュートラルな人を賛成派にシフトさせる
(2)プレゼン用資料
-CCCの紹介用資料
-5分間授業ジャックなどに使える
-ウェブで公開
(3)教育ツールI
-ステッカーやフライヤー、うちわなどの「もの」
-CCC学生が一般の学生に普及できるもの
(4)教育ツールII
-署名を集める際に必要なはがきなど活動に必要なもしくは活動を支援するもの
などが、ツールの例として挙がりました。グループごとに出た意見を以下に簡単にまとめます。

●グループ1
ツールを作るためには、どのような方法・内容があるかを考えました。大きく分けると、情報共有を目的とするもの、システム自体に働きかけることを目的とするものの二つがあります。情報共有としては、学校の二酸化炭素排出量や他の大学の環境対策の状況等を冊子やメールマガジンなどで発信する、学生だけではなく、大学の事務側に他の大学の取り組みや学生の環境に対する意識を発信することが重要であるなどの意見が出ました。
システム自体に働きかけるという点では、法律・条例などに直接働かかけることは出来ないかという意見が出ました。
また、その他にも、映像による宣伝やイベント用にパネルを作る、学者・有名人などのメッセージを発信するなどの意見が出ました。

●グループ2
どのように、気候変動を身近に感じてもらえるかという点を大きな課題として話し合いました。
例えば、配布する冊子を作成する場合は、こちらで全部作るのではなく各大学で自分の大学を追加・修正できるようなものにする。危機感をあおるような写真・映像の製作や気候変動により被害を受けている人たちからのメッセージを載せて、より強い意識を持ってもらう。自分自身の身近な取り組みがどのくらいの効果があるのか等の情報を「見える化」する冊子を作る。また、シンボルとして流行になるようなものを作る。などが意見として出ました。


●グループ3
現在、気候変動・環境活動に関心ない人にも関わってほしいということが今回の目的です。しかし、今回集まったような関心がある人とない人とのそもそもの違いは何なのだろうかということを前提として考えなくてはいけません。
それを理解するために、それぞれが気候変動・環境活動に関心をもったきっかけを共有しました。
多くの人は子供の頃の体験や映像・イベントなどがきっかけとなっていました。実際に関心を深めてもらうには、実際に体験してもらうことが重要です。そのために、例えばエコツーリズム、音楽イベントとのタイアップなどが有効ではないかという意見にまとまりました。

・最後に
今回は、これから何らかの気候変動に関わる活動をはじめてみたいという人たちが多く参加しました。今後のCCCの活動を行っていく上でも参加してくれた人たちを巻き込んで、活動を行っていきたいと考えています。
ワークショップでは、それぞれのグループが別々の切り口で議論を行い、活発な意見交換ができたと思います。次回の全体ミーティングでは、ターゲットを絞って、より深い議論が出来ればと考えています。
次回は、サークルの問題解決型勉強会(仮) と題して、8月28日(金)に全体ミーティングを実施する予定です。気候変動に関わる活動を、行うためにどのような課題があり、それを解決するためには何が必要となるのか、具体的なサークルの活動事例を通して考えていきたいと思っています。皆さんの次回の全体ミーティングへのご参加もお待ちしています。
また、CCCでは、現在、私たちと一緒にCCCの活動に関わってくれる学生および社会人を募集しています。興味があるという方、お気軽にご連絡下さい。

 

●Powershift‘09への参加

Powershift はアメリカ全土から1万人を超える若者が集結し、国のリーダーたちに対して、私たち、そして、将来世代の生命や生活を守るために的確な環境・エネルギー・経済政策などを行うよう訴えていくというものです。このイベントにはEnergy Action Coalitionという若者主導の団体をはじめ、50の地域、700の団体における組織、そして数十万もの支援者が関わっています。
イベント期間中は演説や「Green Jobs」「Organizing」「Politics and Policy」「Education」などのテーマで100を超えるワークショップが行われるなどしました。若者が皆真剣に話を聞き、共感できるところには拍手やスタンディングオーベーションで応え、発表の後には質問や話をするために発表者の前に長蛇の列を作っている様子は、日本では目にすることのできない光景です。
文化が違うとはいえ、実際に学校や地域から社会を変えていくことに尽力する同年代の若者と触れ合うことで、これから私たちがどのように社会や個人個人と向き合っていけば良いのか考えさせられました。http://www.powershift09.org/

 

●全体ミーティング
3月8日(日)にCCCの全体ミーティングを行いました。参加者の所属大学は下記のように遠くは愛媛大学から、また高校からの参加もあり、幅広いメンバーが集まりました。
参加大学:慶應大、東京大、東京農工大、法政大、明治大学、早稲田大、愛媛大、慶應高校
(議題)
・各大学からの報告
各大学でのCCCの取り組み状況の報告と共有を行いました。空調効率をあげるための取り組みを行っていたり(法政大学)、レジ袋を有料化して9割削減し、得られたお金をグリーン電力証書に充てようとしていたり(慶應SFC)などの活動が報告されました。
・Powershift’09参加の報告
アメリカで行われたPowershift’09の参加報告が行われました。若者を鼓舞するような議題が多く、学生の熱意がすごかったようです。
・CCC全体の今後の活動
CCC実行委員会としては、全体として日本を動かせるネットワークになるような組織作りを目指していること、また、調査・ランキング、一般学生への啓発・教育、コンサル(各大学へのアドバイス)の3つの柱で運営していく方針を共有しました。”調査・ランキング”では、「エコ大学ランキング」として、全国の大学のランキング形式の環境調査を準備中です。