調査へのご推薦

2014年度

国立大学法人 京都大学
副学長/環境安全保健機構長 大嶌 幸一郎 様

 京都大学はこれまで本学の環境憲章、環境計画に基づき、全ての構成員が環境に配慮した行動を取ることによって、環境負荷低減に向けて、一定の成果を上げてきました。近年、大学の環境に関する取組についての世界的な流れが加速しています。そこで本学においても、これまでの取組に加えて環境教育・研究、地域連携、食の課題、運営手法等の取組もあわせて実施するサステイナブルキャンパス構築に向けた取組へと発展をさせているところです。
 エコ大学ランキングはこのような時代の変化も捉えつつ、大学の環境に関する取組を様々な指標をもとに客観的に表彰し、現状と課題を的確に示すツールとして、報告書等の成果物とともに、本学の取組を進める上で十分に活用されています。

学校法人立命館
立命館地球環境委員会事務局事務局長 川口 潔 様

 今日の立命館は、2大学・4附属高等学校・4附属中学校・1附属小学校、学生・生徒・児童総数約4万8千人を擁する総合学園となりました。しかし、事業規模の拡大に伴って増大する環境負荷が問題となり、本学園の環境マネジメントを統括する組織として、2010年度に立命館地球環境委員会を発足しました。
 エコ大学ランキングは、本学では順位そのものよりも、本学の取組みの強み・弱みの実態を相対的に把握し、当該年度の取組み総括と翌年度方針提起の参考資料として活用しております。
 このランキングは日本における唯一の大学環境評価の取組みです。様々なデータの蓄積と取組事例の共有促進の観点から、多くの大学が参加される事を期待致します。

学校法人慶應義塾
塾監局管財部施設担当 主務 鈴木 健史 様

 大学10学部(主要6キャンパス)、一貫教育校(小学校2校・中学校3校・高等学校5校)学生・生徒・教職員あわせて約5万6千人を有する慶應義塾では、教育・研究・医療の活動を通じた持続的な環境改善活動の推進に取り組んでいます。しかしその取り組みが、塾全体での全塾に浸透しているとは言い難いのが現状です。
 そこで、多くの大学が参加し各大学の順位付けや、取り組み状況の違いなどが把握できる「エコ大学ランキング」を活用し、環境改善活動の全塾教職員・学生・生徒への周知や、今後の活動方針決定に役立てられれば、と考えています。

2013年度

学校法人 日本工業大学
環境推進事務局 原渡 様

 日本工業大学は、第4回エコ大学ランキング(2012年)で私立大学としては初めて総合第1位を獲得しました。これは本学が、地球温暖化対策として2000年から継続的に自然エネルギー(太陽光発電設備・風力発電)導入などの省エネルギー推進活動や、学生が主体で行っている地域と密着した環境活動などが高い評価を得たものと捉えています。同時に、この受賞により本学の環境活動へのモチベーション向上が、一層図られた機会になったと確信しています。さらに好影響として、以前から「環境が学べる大学」としても評価されていた本学でありますが、受賞以降は、他大学や企業による取材・学内環境施設見学、講演依頼等が一段と多くなり、本学を紹介させていただけることが増えています。
 このエコ大学ランキングは、各大学の環境活動を様々な指標をもとに、NPO法人エコ・リーグが客観的に評価するものです。エコキャンパスを目指す多くの大学は、それぞれの特色を活かし、地球環境の維持向上へと繋げて行ける活動の一つとして、是非とも一緒に参加されることを期待します。

国立大学法人 東京大学
TSCP室室長補佐 迫田一昭 様

 大学のキャンパスは、研究室、教室、事務室、実験施設、食堂、売店、宿舎、さらには病院があったりと、様々な用途の建物と多くの人たちで構成され、さながら小さな町の縮図と言えます。
 サステイナブルな社会の実現を考えると、大学を大きな実験室として、大学自身が環境負荷低減の成果をあげる事が出来れば、社会のサステイナブル化を実現する道筋が見えてきます。
 各大学の置かれている状況は異なり取組は様々ですが、難しい事を挑戦的に行えるのも大学ですし、社会からは未来への答えを期待されています。
 このエコ大学ランキングは、2009年に始まった日本で唯一の大学環境評価であり、大学にとってはランキングよりも、継続参加による自大学の判断ツールとして大変有効です。
 ぜひ、多くの大学が参加され、調査回答を通じた知見が新たな取組のきっかけにつながる事を期待します。

2012年度

国立大学法人名古屋大学 
施設管理部環境安全支援課長 林 清様

 名古屋大学は、第3回エコ大学ランキング(2011年)で大規模大学として初めて総合第1位を獲得しました。これは、猛暑日が続いた調査対象である2010年において、設備の更新や運用改善などによりエネルギー消費量を大幅に削減できたことが高評価に繋がったものです。
 なお、今回の結果で最も喜ばしかったことは、本学における省エネ活動などを参考にしている大学数の多さが1位となったことで、その注目度の高さが大いに励みとなりました。反対に、「自然エネルギー導入率」や「学生との協働・教育」部門においては、本学の力不足がうかがい知れる結果となり、今後の本学が補完していくべき方向性が明らかになったと言えるでしょう。
 このエコ大学ランキングは、全国の中で自大学の環境に係るカテゴリー別の位置が少なからず判明するため、より多くの大学が参加されることを期待します。

国立大学法人 岩手大学
岩手大学長 藤井 克己様

 岩手大学は、第1回エコ大学ランキング(2009年)で総合第1位に輝き、第2・3回(2010・11年)には総合第2位を獲得しました。3年連続上位受賞を契機に、岩手大学の学生と教職員の協働による環境配慮活動は大学内外で大変注目されるようになり、さらに活性化しています。岩手大学の環境マ ネジメント・環境配慮活動において、環境マネジメント学生委員会は重要な役割を担っており、今年度は同委員会には新たに26名が入会、計62名になっています。環境意識の高い学生が益々増え、学生の成長にもつながっています。学生と教職員の協働による環境人材育成、ESD(持続発展教育)と持続可 能なキャ ンパスづくりを進めている岩手大学にとって、エコ大学ランキングの3年連続上位受賞は大きな励みになっています。

学校法人 郡山開成学園
環境委員会事務局 管財部長 緑川 洋様

 郡山女子大学・同短期大学部が、本格的にエコ活動を開始して今年で10年目。「できることをきちんと。」を合言葉に全員参加、地道、継続をモットーに活動しています。
 エコ大学ランキングにも第1回から参加し、今回の私立大学部門第1位、総合第3位の受賞は、全国的にも高いレベルにあるとの評価をいただき、エコ大学ランキングの世間認知度が例年高まっていることをひしひしと感じております。特にマスコミへの影響は大きく、新聞・テレビ等マスメディアの取り上げは年々大きくなっており、広報には大変貢献しております。
 環境委員会や郡山女子大学エコレンジャーのモチベーションも高まり、益々積極的に活動が展開されるものと思われます。

2011年度

「第2回エコ大学ランキング総合第1位となって」
国立大学法人三重大学 理事・副学長 朴 恵淑様

 
 世界一の環境先進大学を目指す三重大学は、昨年、第2回エコ大学ランキング総合第1位となりました。平成19年11月のISO14001の認証取得後、環境教育・環境研究・地域貢献・業務運営の環境基本方針に基づいて教職員と学生が一丸となって、3R活動、三重大ブランドの環境人材養成環境教育プログラムの推進、カーボンフリー大学構想、COP10パートナーシップ事業のCOP10 in 三重の実施など、実践的環境活動を行っています。
 このような本学の環境活動は、平成20年度容器包装3R推進環境大臣賞、第8回環境経営パール大賞、環境省主催の第10回、12回、13回、14回環境コミュニケーション大賞など数多く表彰されました。特に、エコ・リーグ主催の第2回エコ大学ランキング総合第1位となった影響は大変大きく、主要メデイアからの取材や特番はもちろんのこと、環境活動の主役としての学生の自覚が著しく、共通教育における環境教育カリキュラムへの受講生が約43%を占めるようになりました。三重大学は、名実共に世界一の環境先進大学として飛躍できる機会となったエコ大学ランキング総合第1位の誇りと共に、次のステップに向けて動いています。一人一人の活動が環となって多大なシナジー効果が得られる本取組に、多くの大学が参加されることを期待します。

「エコ大学ランキングで得たもの」
日本工業大学 准教授、ISO14001環境教育検討部会長 佐藤 杉弥様

 本学は「第2回エコ大学ランキング」で、幸いにも私立大学部門1位、小規模大学部門1位、総合4位の栄誉に浴しました。初参加で高評価をいただき嬉しい限りでしたが、内容的にも参加してよかったと思っています。
ひとつは、本学の環境対応が「見られている」ことがわかったこと。アンケートを通じてISOや教育・研究の視点とはまた異なった視点を得ることができ、また、全国の多くの学生が大学の活動に注目していることは環境教育推進への自信を深めました。その反面、主催者をはじめとした参加学生のみなさんとの交流から、足りないものがあることにも気付かされました。
 つぎにプラクティカルな面では、新聞等に採りあげられるなど、内外へのアピール効果があります。受賞後には環境特別講演会を行うなどしてさらに周知を深めましたが、この点からは、施設設備の拡充やカリキュラムの充実など、今後の展開にはずみがつきそうです。
 最後に、現在、東日本大震災をきっかけにエネルギーをはじめとした様々な環境側面が見直されていますが、本ランキングはそれぞれの大学の立ち位置を見直すためにも有用であると思います。ぜひとも多くの大学が参加されることを期待しています。

「エコ大学ランキングに参加して、プラスになったこと、明確になったこと」
吉備国際大学 国際環境経営学部環境経営学科 教授 小田 淳子様
(吉備国際大学エコアクション21実行委員長)

 吉備国際大学は岡山県高梁市にある自然豊かな大学です。2010年7月、CCCの企画する第2回全国エコ大学ランキング調査に初めて参加しました。この調査で得たのは、大学のエコ化取り組みの強弱が明らかになったことでした。
 吉備国際大学は2007年から大学の諸活動における環境負荷データの把握を始めました。2008年には、大学のエコ化を目指して吉備国際大学環境方針を定め、エコアクション21ガイドラインにもとづく環境活動に取り組んだ結果、2010年5月に認証取得をしています。調査に参加をした2010年度とは、エコ化を目指して2年め、人で言えばようやく自分の力で歩き出した時期です。
 吉備国際大学では、環境負荷の低減と環境教育の推進などの10項目を環境目標に掲げていますが、エコ大学ランキングの調査から、「地球温暖化対策ではやや弱い面があるが、学生への教育は進んでいる」ということが明らかになりました。CCCから頂いた結果を受けて、評価の高低にかかわらず、エコアクション21の取り組み成果として教職員および学生に周知したことはもちろん、大学のホームページで公表を行いました。エコ大学ランキング調査のデータはエコアクション21のPDCAサイクルにおけるCHECKとして、取り組みを具体的に測ることが出来る手段であり、特色ある大学教育の位置づけに有効活用を図ることができるものと捉えています。
 今後、より多くの大学にエコ大学ランキング調査へ参加していただき、全国の大学エコ化の取り組みをより客観的に評価し発信する体制を整えることが大学に求められる責務と言えるのではないでしょうか。